今回も独断と偏見でわたしの好きなお菓子をご紹介。
サピンサピン

『サピンサピン』はもち米とココナッツで作られた菓子で、名古屋の『ういろう』のような食感だ。大体2,3層になっており、紫と白のものが多い。相場は20ペソぐらいだ。
サピンサピンは絶妙な柔らかさが大切だと私は勝手に思っている。というのも、だいたいサピンサピンはもっちりしていて日本の3色団子やちまき、ういろうに似ているのだが、時々プルプルのサピンサピンに出会う。それは口の中ですぐとろけてしまうほどで、食べづらいがうまい!
リヌヤン

これまた私のデイリーお菓子。『リヌヤン』は『サバ』という調理用バナナをつぶして、ココナッツフレークをトッピングしてあるもので、さっぱりした甘さがお菓子食べすぎの罪悪感を減らしてくれる(笑)。そもそも『サバ』自体が非常に万能なバナナだ。蒸しても茹でても焼いても揚げてもよし。『サバ』についてはまた別記するとして、そんなおいしいバナナをスイートポテトを作る要領でつぶして丸く成型したものが『リヌヤン』だ。
値段は20ペソが相場だが、リヌヤンを売る路上お菓子売りは多くない。見かけたら即買いだ。
エンパナーダ


『エンパナーダ』は会社の同僚から聞いた話によると、元々は昔フィリピンが統治下にあったスペインのお菓子とのこと。
見た目は餃子のような形で、皮はほんのり甘く、カリカリサクサクでクッキーのようだ。中の具材は、『ベジタリアン』と称される芋や野菜の入ったもの、もちろん肉が入ったものもあるし、ハムチーズもあり様々だ。おかず系お菓子といった感じだろうか。小腹を幸福で満たしてくれる。
路上やカレンデリア(フィリピン版おばんざい屋)で売られているエンパナータは15~20ペソほど。少し格上げした『料理』として、レストランで提供されていることもあり、値段も大きさも3倍ほどになる。
しかし、エンパナータにもなかなか出会えない⋯。そのため私は路上でエンパナータを見たらこれまた即買いだ(笑)。なかなか出会えないぶん思いも積もり、ついに出会えたときにはつい大人買いしてしまう。それぐらい大好きなお菓子だ。
【セブの路上お菓子Part4】へ続く…


